色彩薄感

日々の不定期日記

家庭内北斗神拳

 今日は病院に来てます。

毎月二回来てる。

世捨て人の仙人になったのは

いわゆる鬱病になってしまったから。

私自身この病気には縁遠い人間と思っていた。

でも、ある人の一言で一気に精神が崩壊してしまった。それまでに今思うと兆候はあったのかも知れないけと、私自身認めなかったし、騙し騙し過ごしてきた。

 しかし、ある日のたった一言でその場で精神が崩壊した。今まで人生において会社で嬉し涙以外を見せたことはなかったのだが、勝手に涙が溢れて気が狂ってしまった。仕事に生き甲斐を感じ、自信を持って努めていた。

苦しかった。溜め込んで溜め込んでそれまではやり過ごせたのだが、いよいよ崩壊してしまったみたいだ。

 今は穏やかに過ごすことが仕事になっているが、社会復帰出来ないでいる。20数年一筋でやってきた業界にはもう戻れない気がする。

残念で不安でしかない。この先どうすれば良いのか。この想いがどうにかならないと社会復帰は出来ない。しかし同じ会社、業界にはもう戻れない。正直怖い。再発するかも知れない。

今は妻の収入に頼っている。妻も不安を隠して平静を装ってくれてはいるものの、時折ヒステリックになり、もはや口撃をしてくる。気持ちは良くわかる。わたし自身不甲斐なくて仕方ないのだ。しかし、社会と断絶している今、唯一の味方であるはずの妻から口撃されると、この世に居てはいけないような気になってしまう。

 一方で、鬱病は頭でわかっていても対応が難しい病気なのかもしれない。実際には五体満足で健常人となんら変わらない。そんな奴が仕事もせずに家に居てダラダラしてるわけだ。骨が折れてたり、重病で入院していたりしたならば

それだけで理解はしやすい。こんな事は妻も家族もわかっている。しかし、時折口撃になり私を苦しめる。私は結局自分を責める。自分の不甲斐無さを悔やむ。このままだとはい出せない思いになってしまう。登って降りての繰り返しをここ数ヶ月過ごしている。もちろんその都度、言いたい事は言ってくれて良いと伝えている。ただ、伝え方を考えた欲しいと懇願している。感情に任せての一方的な言動はやめて欲しい。一呼吸置いて話して欲しいと言うのだが、

未だに聞き入れて貰えない。

社会と断絶し、家庭内から崩壊…

まさに北斗神拳を放たれるのだ。

私は無双転生は出来ない。

愚痴になってしまった。